注文住宅で駐輪場をつくるときに抑えたい4つのポイント

駐輪場やバイク置き場をつくるときに考えること

注文住宅を建てるときに自転車やバイクを置くスペースがほしいと考える人も多いと思います。

このようなスペースを設けるときは、建物本体だけでなく外部のこともしっかり考えたプランニングをする必要があります。

家族構成やライフスタイルによって、所持する自転車やバイクの数は異なりますが、抑えておくべきポイントは共通ですので、下で紹介するポイントをぜひ参考にしてください。

1.盗難に対する備え

警視庁の発表によると、平成27年のバイク盗難認知件数は35,486件にも上ります。

最近はバイクだけでなく、ロードバイクやクロスバイクといった高級自転車も盗難の対象になっているようで、今後一層の防犯対策が必要になるのは間違いないでしょう。

住宅の敷地内に保管していても盗難にあうケースもあるので、油断しないようにしてください。

人感センサー付きライトを配置する

自転車やバイクの保管場所に人感センサー付きライトを設置することで防犯効果を期待できます。

盗難が多い夜間でも人が近づくと周りを明るく照らすため、泥棒にとってのリスクが高まるため敬遠される可能性が高まるからです。

屋内に保管場所をつくる

盗難対策として最も効果を発揮するのが、屋内に自転車やバイクを保管する方法です。

ただ、そのためのスペースを屋内に作るときは建物面積が大きくなるため、建築費が非常に高くなるという問題があります。

チェーンなどでしっかり固定する

車輪をチェーンで固定して防犯対策を施す人が多いですが、チェーンごと盗まれてしまう可能性がないわけではありません。

チェーンを使った対策を取るのであれば、車輪に巻いたチェーンを地面や壁に固定するとより安心です。

自転車やバイクが地面や壁に固定された形になるため、盗難にあいづらくなります。

2.雨対策で自転車やバイクを錆などから守る

自転車やバイクを風雨に晒すと、錆や劣化につながります。そのため保管場所の雨対策についてもしっかり考えたいところです。

屋根を付ける

雨対策の一番手っ取り早い方法が、保管スペースに屋根を付ける方法です。駐車場と保管場所を共有して、まとめて屋根を付ける人も多いようです。

ただし、しっかりした屋根は建築面積に含まれるため、建ぺい率に影響しますから、敷地面積などの条件次第では建物本体の面積を小さくしなければいけない場合も出てきます。

建物の規模と駐車・駐輪スペースどちらを優先するのかをよく検討したうえで判断してください。

屋内に保管場所をつくる

盗難防止の方法としても紹介しましたが、屋内に保管場所をつくることで雨対策にもなります。

ただ、やはり建築コストや建ぺい率の問題がありますので、それらとの兼ね合いも考えて慎重に検討してもらいたいと思います。

3.安全性の確保

飛び出しによる事故対策

子供が自転車に乗る際、周囲の安全を確認せず道路に飛び出すことで事故にあうケースがあります。

安全確認をしっかりさせることが重要になりますが、子供は時として予想しない行動に出ることがあるので、やはり安全面を考慮したプランニングは欠かせません。

具体的な対策として、自転車が道路に出る箇所を限定したうえで、ミラーを取り付ける方法があります。

道路を走る自転車や歩行者、自動車からも敷地内の子供の存在を確認できるようにすることで、事故の危険性を減らす効果が期待できます。

また、外構を工夫して敷地内から道路への見通しをよくする方法もあります。塀や植栽を設置せずに見通しのよさに重点をおいたプランとなります。

不燃材の採用

火災に対する備えとして、不燃材を採用する方法があります。費用は高くなりますが安全性を優先したときは有効な方法になります。

最近のポリカーポーネイト材は不燃になっているものも多いので、屋根の素材として選択肢に加えておきたいところです。

また、海に近い地域では鉄製の素材は採用しないほうが無難でしょう。塩害などで通常より錆びの浸食が進むため、耐用年数が著しく短くなり、結果として費用がかさむことが多くなります。

4.利便性

十分なスペースを確保できているか

保有する自転車やバイクの保管場所として十分なスペースを確保できるかの確認は基本中の基本です。駐車場の空いたスペースに保管すればいいと簡単に考えていると、後で後悔するかもしれません。

道路との段差問題の解消

立地によって敷地と道路で高低差が生まれることがあります。どちらが高い場合でも、段差によって出し入れに手間がかかるのは変わりません。

また、家族に電動車椅子などで外出する人がいる場合、段差を超えるのが困難になるので、段差の解消は非常に重要な検討事項になります。

電動自転車の充電対策

最近は年配の人に限らず電気自動車を利用する人が増えています。今は使用していなくても将来購入することを検討しているのであれば、充電スぺースも検討しておく必要があります。

メンテナンス用具の保管場所の確保

自転車やバイクも、車同様メンテナンスは必要です。空気入れや洗車用具の保管場所を考えたプランニングをしましょう。