注文住宅の寝室の間取りで大切なこととは

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寝室のプランニング

寝室では多くの時間を過ごすため、リラックスして体も心も休まるスペースであることが大切です。

しかし、「ただ寝るだけの場所」と簡単にプランニングしてしまう人が非常に多いのですが、注文住宅を建てる際は寝室についてもう少し深く考えてほしいと思います。

建物内の寝室の配置

寝室の配置を考えるうえで、抑えておきたい3つのポイントをご紹介します。

1.寝室の所在階と方向

寝室に求めるものは人それぞれ違います。明るい部屋が良いから上階の南側に配置して日当たりをよくする人もいれば、暗いほうがいいからと北側に配置する人もいます。

寝室の日当たりをよくするメリット

・朝陽を浴びて気持ちよく目覚められる

・窓際にベッドを置くと布団を干すのが楽

日当たりを悪くするメリット

暗いためゆっくり寝られる

 
ちなみに、朝陽を浴びながら目覚めたいのであれば、南側だけでなく東側も配置の候補となります。

北側に寝室を配置すると暗くて眠りやすいというメリットがありますが、結露が酷くなることが多いというデメリットもあります。

北側の部屋はもともと結露が酷くなりやすいのですが、就寝中に室内の湿度が高くなるので、ますます結露しやすくなるのです。

2.音環境に配慮した配置を

家族構成や生活リズムにもよりますが、音環境に配慮して寝室の配置を考えるのは大事なことです。

たとえば、リビングの隣に寝室を配置した場合、就寝中に家族が夜遅くまで起きていて、テレビの音や話し声が気になることも考えられます。

また、二世帯住宅では1階の寝室の上にリビングや水周りを配置するのは避けたほうがよいでしょう。排水音や足音が気になるという人は意外なほど多くいます。

3.その他の考慮すべきもの

子供がいる家庭では、必要以上に子供のことを考えたプランが立てられる傾向にありますが、子供部屋より寝室を優先して考えてもいいと思います。

子供のことを考えたいという気持ちはよく分かりますが、子供はいずれ進学や就職、結婚などで家を出る可能性が高くなります。

いずれ主がいなくなるかもしれな部屋を優先した間取りにするのは勿体ないと思いませんか?

それでも子供部屋を優先するのであれば、せめて子供部屋から寝室へ変更しやすい間取りにするか、将来リフォームで寝室を広くしやすい間取りにしておくことを検討してみてください。

また、就寝中の使い勝手や動線を良くするという意味で、洗面やトイレを寝室の近くに配置してもいいでしょう。

寝室の収納について考える

最近のトレンドとして、ウォークインクローゼットを寝室内に配置することが多くなっています。

しかし、サイズや形状によっては使えないスペースが出てくるため、ウォークインクローゼットが必ずしも便利だと言い切ることはできません。

寝室の収納が不足するのであれば、ベッド下のスペースを収納として利用するのも検討すべき方法です。

収納付きベッドを購入してもいいですし、収納ケースをベッドの下に入れてもいいでしょう。

収納付きベッドや造作ベッドであれば、ベッドの下の掃除も必要なくなるというメリットもあります。

寝室に必要なもので場所を取るものといえば布団や毛布などの寝具です。それぞれ使わない季節の収納場所をあらかじめ考えて寝室のプランを立てましょう。

十分な広さがあるのなら、クローゼットを作ってしまうのも1つの方法です。

寝室内のレイアウト

寝室の間取りはレイアウトも考慮して考えたいところです。

1.寝室に置くものをリストアップ

寝室内のレイアウトを考えるには、まずは寝室に必要なものをリストアップすることから始めましょう。

寝室に置くもの

・ベッド

・サイドテーブル

・収納

・テレビ

・本棚

・化粧台

これは一例ですが、寝室に必要なもの、不要なものは人によって異なると思います。

寝室に必要なものをリストアップしたら、それらを置くだけの十分なスぺースがあるかどうかを、広さだけでなく形状面からも検討しましょう。

当然ですが、寝室の出入り口となる扉や収納の扉を開閉できるスペースにも配慮が必要です。

2.スイッチ、コンセントの数と配置

収納以外に考えておきたいのが、スイッチ類やコンセントの数と位置です。

ベッドから操作しやすい位置にスイッチ設置するのか、リモコンで操作するのかを決めておきます。

また、ベッドの横にスマホを置いておきたいなら、ベッドの近くに充電用のコンセントを配置しておく必要があります。

3.エアコンをどこに設置するか

意外と設置位置に迷うのがエアコンです。

エアコンの風が気になるのであればなるべく遠くに設置する必要がありますし、エアコンも効きをなるべく早く感じたいならベッドの近くに配置する必要があります。

また、人によってはサイドテーブルとイスを置いてセカンドリビングとして利用するケースがありますが、実際に暮らしてみると使用頻度は非常に少なくなる場合も多いようなので、本当に必要な要素をよく吟味する必要があります。

寝室のプランニングで検討しておきたいこと

上記であげた要素以外で、寝室のプランニングで検討しておくとよい項目はまだまだあります。

人によって違いはあるので、これからあげるもの全てを取り入れたりする必要はありません。あくまでも参考として見ておいてください。

1.床の仕上げ

最近の住宅の床はフローリングを採用することが多いのですが、冬場のことを考えてカーペットを採用する人もいます。

ただ、カーペットはフローリングに比べてメンテナンスに手間がかかりますし、冬場のフローリングの冷たさに対してはラグを敷くことでも対応可能なので、何がよいかは好みを優先して決めてもいいと思います。

無垢の木を採用すれば冬でも温もりを感じることができます。

2.カーテン

寝室のカーテンは視線を外からの視線を遮ることが主な目的ですが、光を遮ることも目的として遮光カーテンを採用する人もいます。

ただ、朝陽を浴びながら目覚めたい人にとって光を遮る遮光カーテンはかえって邪魔になります。

カーテンを閉めている間は寝室内を真っ暗にしておきたいのか、それとも自然な光を取り入れたいのかでどちらを採用するか考えるとよいでしょう。

さらに、寝室に静かな環境を求めるのであれば、ある程度の遮音性を持つカーテンを採用することも検討してみましょう。

3.ベッドの設置場所

ベッドを窓際に配置した場合、夏は暑く冬は寒くなってしまいます。朝は太陽の光で自然に目覚めたいといっても、就寝のためも環境が悪くなっては元も子もないので、なにを優先するのかをよく考えてレイアウトを決めましょう。

4.夫婦で同じ寝室にするかを考える

大抵の家庭では夫婦で同じ寝室を使いますが、仕事の都合で起床・就寝の時間が大きくズレる家庭では夫婦別室にする場合もあります。

夫婦で寝室が別々にすると、寝室というよりは自分の部屋という色合いが強くなります。自宅で仕事をする場所がほしかったり、趣味の部屋が欲しい場合なども夫婦で寝室を別にするのもいいかもしれません。

2018年7月28日注文住宅の間取り注文住宅, 間取り