注文住宅を建てる人が注意すべき3つのポイント
注文住宅を建てる!まずはこれを注意して
注文住宅は、あなたの理想を詰め込んで実現する「オーダーメイド住宅」です。
しかし、実際に建ててみると「なんだかイメージと違った」という失敗談を良く聞きます。
この失敗は、住宅メーカー選びに失敗したための結果であることがほとんどです
住宅メーカーといっても、規模や業態によって、施主の要望への対応力に大きく差が出ることを知らない人の多くが、住宅メーカー選びに失敗しています。
他に良く聞く失敗談として、間取りや土地探しに関するものがあります。
今日は、これから注文住宅を建てる人が失敗しないためのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。
住宅メーカー選び
「注文住宅」をウリにしている住宅メーカーは大変多くなっていますが、覚えておきたいのが、「大手ハウスメーカーは、基本的に施主の要望すべてを反映させることはできない」ということです。
大手のハウスメーカーは、あらかじめ規格化された住宅の販売に力を入れる傾向があります。そうすることで一棟ごとに品質のばらつきがでるのを防いでいるのです。
これは、品質が安定した住宅の提供という点では大きなメリットですが、「オーダーメイド住宅」である注文住宅への対応力が高いということには結び付きません。
大手ハウスメーカーを選択した人が良く言う失敗例として、「契約してから変更やオプションが多くなり、工事費用が当初の予定を大きく上回った」「契約してからのプラン変更に対応してもらえなかった」というものがあります。
注文住宅づくりに失敗しないためには、すぐに契約を結ぶのではなく、あなたの要望に対してどれだけ対応できるか、要望を反映させるにはどれだけの費用が必要なのかを良く確認し、納得してから契約することが大切なポイントになります。
間取りで失敗しないために
間取りについては、図面を見ても完成後の雰囲気を具体的にイメージすることは難しいと思います。
どこに窓ができて、どこが壁になっているのか、ドアはどれなのかを何となく把握することはできても、図面を正確に読み取ることができる人は少ないでしょう。
間取りで失敗しないためには、細かいところまで確認することと、図面を何度も見ることが大切です。
何度も図面を見るうちに読み取ることできるようになります。自分で間取りをイメージできれば、より安心して注文住宅づくりを進めることができるでしょう。
土地探しで失敗しないために
注文住宅を建てる土地を購入するとき、チェックしておくべきなのが「建築条件付き」であるかどうかです。
建築条件とは、あらかじめ指定された住宅メーカーが住宅を建てることになっている土地のことです。
指定の住宅メーカーでも、予算が合えば注文住宅を建てられる可能性はありますが、ほどんとの場合、間取りや仕様が決まっている建て売りに近い形になるので、よく確認しておきましょう。
建築条件付き土地を購入したばっかりに、注文住宅に対するこだわりを反映できなかったという失敗を良く耳にします。
建築条件付き土地は、少し値段を落として販売されている場合もあり、予算を考慮して建築条件付き条件を購入するという選択は間違いはでありません。
ただし、建築条件付き土地を購入した場合、あなたがイメージする注文住宅を建てることは難しいと考えておいたほうがいいでしょう。
「ここが良い!」と思った土地が建築条件付き土地だった場合、住宅メーカーを自分で選びたいと不動産屋さんに相談してみるといいでしょう。
不動産屋によっては建築条件付きを解除してくれたり、あなたが探してきた住宅メーカーを建築業者に指定してくれたり、柔軟な対応をしてくれることもあります。
今日のまとめ
注文住宅をウリにしている住宅メーカーであっても、対応力には差が出ます。
どの程度の対応力があるかを、施工実績を見たり担当者にしっかり聞いたりして、あなたの理想を実現できるのかをよく確認しておくことが、注文住宅づくりに失敗しないための大切なポイントです。
規格住宅の販売がメインで、注文住宅を建てるには高額なオプションを付ける必要があるという住宅メーカーもあるので、注文住宅への対応力は必ず確認しておきましょう。