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平屋住宅を建てるときに考えたいこと

注文住宅見積もり

根強い人気を誇る平屋住宅

近年の注文住宅は、2~3階建て住宅が主流になっていますが、日本古来の住宅様式としていまだ根強い人気を誇るのが平屋住宅です。

定年を迎えた団塊世代が、老後を夫婦2人でゆっくり過ごす空間として、または子世帯、親世帯が同居する分離型二世帯住宅として、30坪程度の平屋住宅を検討する人が増えてきています。

今日は、30坪の平屋住宅を建てるとき、どのような間取りを考えるべきか考察していきたいと思います。

30坪くらいの平屋住宅を建てようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ちょっと待った!いきなり間取りを考えないで

周囲にほかの住宅がなく開けているなど、周辺環境に恵まれた土地を手に入れたのであれば、ぜひ自由なプランニングを楽しんでもらいたいところです。

問題は、周囲を建物に囲まれているような土地に平屋住宅を建てる場合です。

このような土地の場合、いきなり間取りを考えるのではなく、まずは周辺環境に目を向ける必要があります。

1.庭との関係を考察しよう

庭付き平屋住宅を建てるなら、建物と庭の関係を重視したいところです。

庭というと、一般的に南側への配置を真っ先に考えますが、必ずしも「南の庭」が正解とは限りません。

もちろん、ベストは南側なのですが、そうした配置にできないことが多いのが現実です。そうした場合は、平屋住宅の特徴をうまく活かした配置を考えてみましょう。

建物本体の高さがない平屋住宅であれば、北側に庭を配置しても陽当たりよい庭は十分つくれます。

平屋住宅で豊かな空間配置を実現したいなら、いきなり間取りを考えるのではなく、まずは習慣環境とのバランスを考えることから始めてください。

南側にこだわりすぎて、自宅と隣家の間に庭をつくった結果、陽当たりが悪く、植栽も元気がない庭を眺めているのが、果たしてあなたがイメージしていた平屋住宅の暮らしでしょうか?

もし北側が道路に面しているなら、アプローチや駐車場を庭と一体化することで、敷地をムダなく活用できます。

条件と工夫によって、豊かな生活環境をつくることはいくらでもできるのです。

2.設計の自由度を活かした屋根と窓づくり

平屋住宅は2階部分がないため、屋根(天井)部分の設計の自由度が高くなります。

さらにいうと、天井の自由度の高さは、そのまま窓の配置の自由度の高さに繋がります。

例えば、屋根を段違い形状にして、ハイサイド窓を設けることもできますし、シンプルにトップライトにするという選択肢もあります。

窓の配置を工夫することで、北側であっても十分な自然光を取り入れることができ、明るい平屋住宅をデザインできるのです。

さらに、風通しの良さや断熱効果といった温熱環境制御も考えて工夫することが可能です。

あえてデメリットを挙げるなら、高所にある窓は掃除が大変だということです。

いくら建物本体の高さがないといっても、窓までよじ登って掃除をするのは大変でしょう。

ハイサイド窓やとトップライトを設けるなら、掃除のためのハシゴを用意するか、窓まで歩いていけるキャットウォークの設置を検討してみるとよいでしょう。

30坪の平屋住宅は意外と広い

平屋住宅は階段がないので、30坪でも意外なほど広いです。30坪もあれば、3LDKであればゆとりを持って間取りを考えられます。各部屋の広さや配置によっては4LDKも無理なくプランを立てられます。

5LDKを考えるのであれば、屋根と天井部分を工夫し、空間を立体的に活用する必要があります。

例えば、若い世代に人気のロフトをつくれば就寝スペースにできますし、採光の確保も兼ねられます。

空間を立体的に活用することで、平面的な床面積を抑え、部屋数を増やしやすくなるのです。

間取りを考えるときは、まずあなたや家族が最もリラックスできる空間づくりを重視します。

リラックスするための空間は、できるだけ外との関係も良好になるよう配置したいところです。

窓から見た風景や周囲の建物との関係など、細かいところにまで気を配って、慎重に間取りを考えましょう。

平屋住宅の生活動線について

暮らしの中心となるLDKから、各部屋までの動線をいかに機能的に確保できるかで、暮らしやすさが大きく変わります。

住宅の間取りを考えるとき、どうしてもリビングやキッチンに重点を置きがちですが、目的別に棲み分けを考えておけば、暮らし始めてからのストレスを軽減できます。

特にキッチンは家族の共有スペースに最も近いプライベートな空間です。臭いも汚れも生じやすく、食材のストックやゴミなど、ものが溢れやすい空間です。

来客があったとき、できれば他人に見られたくない空間ではないでしょうか?できれば、来客に分からないよう出入りできる動線を確保したいところです。

そういったパブリック部分から見えない動線のことを、俗に「裏動線」と呼びます。

例えば、玄関ホールや廊下に面してパブリック用とキッチン用の2つの出入り口を並べたりして裏動線を確保する方法があります。

こうした裏動線は、2方向から連携して検討すると良いでしょう。

1つ目は、洗面脱衣室やユーティリティースペースとの関連が主で、洗濯動線とも呼ばれる「内部動線」

もう1つは外部と繋がる、いわゆる「お勝手動線」です。ゴミ出しのほか、汚れ物を買い物、物干し場への動線などを指します。

TPOに合わせた人の動きを基準に、効率の良い配置を考えてみてください。目的別にきちんと棲み分けできる配置にし、かつ回遊性を持たせることで暮らしやすさが格段に向上します。

スペースが取りやすい平屋住宅なら、こうした点に注意しながら自由度の高い間取りができるでしょう。

プライベートな空間について

寝室や個室は、特別な事情がない限りはごくプライベートな空間です。

1人の時間を過ごす場所であり、個人的な所有物をしまっておく場所として、安心感と機能的な要素が求められます。

できれば採光も考えたいところですが、まずは風通しの良い配置を優先して考えましょう。

今は換気設備の設置が義務化され、空気が淀む心配は少なくなりましたが、自然風が抜ける部屋は気持ちがいいものです。

直接的な窓でなくとも、ほかの空間との繋がりを工夫したり、空間を立体的に使ったり、風通しを良くするアイデアは沢山あります。

また、広さについても十分に検討してください。寝室であれば、ベッドを置いても人が問題なく歩ける。収納扉を開けて支障なくものを出し入れできる空間を確保しましょう。

平屋住宅の収納について考えてみた

平屋住宅に限ったことではありませんが、十分な収納スペースの確保は家づくりにおいてとても大切なポイントになります。

収納を考えるときに注意したいのが、クローゼットの奥行きです。

特に男性佳は、冬物のジャンパーやダウンジャケットを収納するためにも、内寸で65cmは確保したいところです。難しいのであれば、手前に引き出しハンガーを利用する手もあります。

クローゼットの扉も空間との関係を考えて選択しましょう。手前の空間にゆとりがないなら、開き戸より折れ戸、折れ戸より引き戸のほうが省スペースになります。

ただ、引き戸は2~3枚の扉が重なり厚みが出るため、収納部分の奥行きが狭くなることには注意してください。

価格についても「引き戸>開き戸>折れ戸」の順で高くなる傾向があるので、予算と相談しながら検討すると良いでしょう。

注文住宅を建てる時のおすすめ一括見積りサービス

「自分が思い描く理想の家に住みたい!」

という夢は、誰もが一度は思うことではないでしょうか?

オシャレな外観、素敵なインテリアに囲まれた広々としたリビング、過ごしやすい自室や寝室など、一度想像するとキリがありません。

最近は決まった規格で作られる従来の建売住宅ではなく、細部にまでこだわって自分のイメージを反映できる注文住宅を選択する人が増えています。

ただ、住宅はほとんどの人にとって人生で一番大きな買い物のはず。失敗したからといって「新しいのを買いなおそう」というわけにはいきません。

さらに、家を建てる時にはさまざまな悩みがついてまわるものです。
代表的なものは

・お金がない

・家を建てるときに誰に相談したらいいか分からない」

・仕事が忙しくて家のプランを考える時間がない

・ハウスメーカーや工務店の違いが分からない

・どのくらいの予算で住宅ローンを組むべきか分からない

などではないでしょうか?

できることなら、それぞれの悩みをクリアして、自分にとって理想の住宅を追求したいものです。

そのために大切になるのが、出来るだけ適正な価格で正確な工事をしてくれる信頼できる施工会社との出会いです。

信頼できる施工会社を見つける方法として最初に思いつくのは、複数のハウスメーカーや工務店に出向き相談をしたうえで候補を絞り、相見積もりを依頼する方法です。

ただ、忙しい生活の合間を縫って複数のハウスメーカーや工務店を訪問するのは正直いってかなり面倒な作業になります。

さらに相見積もりの比較を行うためには、相見積もりをお願いする施工会社それぞれに、同じ条件で見積りを出してもらう必要があり、それを各施工会社に毎回伝えるのはかなりの手間となります。

そこで役に立つのが、WEB上から複数社に一括で見積りを依頼できるサービスです。私もこれまでいくつかそれらのサービスを利用しましたが、その中でも簡単に見積りが取れ、なおかつサービス利用後の営業などでわずらわしい思いをしなくて済んだ一括見積りサービスをご紹介します。

一度の操作で複数社に一括見積りが依頼できるサービス

私が今まで使った中で一番楽だったのが、「タウンライフ家づくり」です。

このサービスで気に入ったのが、見積り依頼のために必要な操作が5分もかからず行えて、約600社の中から自分が住んでいる地域にある施工会社に一括で見積りを依頼できるところです。

また、捜査中に簡単な設定をするだけで、施工会社から営業電話がかからないようにできる点も気に入りました。テレビで目にする大手ハウスメーカーから、地域の隠れた優良工務店なども見積り依頼先として登録されているので、自分の足で各社を周るだけでは見つけられない「掘り出し施工会社」が見つかるかもしれません。

見積り依頼は完全無料なので、すぐに家を建てるつもりが無くても、自分が建てたい家がどれくらいの費用で建てられるのかの大体の金額を把握するのにも利用できます。

下でタウンライフ家づくりの使い方を紹介しておくので、興味のある方は利用してみてください。

タウンライフ家づくりの使い方

タウンライフ家づくりを試すときはこちらで

STEP1.お問い合わせフォームに入る


赤枠で囲まれた部分でそれぞれお住いの「都道府県」と「市区町村」を選択し、スタートボタンを押して音合わせフォームに入ります。

STEP2.お問い合わせフォームに必要事項を入力する


入力フォームが出たら、間取り、資金計画、お客様情報などを入力し、必要事項にチェックを入れます。

メールアドレスや電話番号は間違いのないよう注意が必要です。これが間違っているとせっかく登録しても資料や見積りが届かなくなります。

ボックス

ポイント

「電話の営業は受けたくない」という方は、赤枠で囲んだ部分に「連絡は電話ではなくメールのみでお願いします。」と記入しておくと電話営業が来なくなります。

STEP3.見積り依頼数工務店を選択する


ここで見積り依頼をする工務店を選択します。すべての工務店に見積り依頼をするときは赤枠部分の
「まとめて選択」にチェックを入れてください。

これですべての入力が終わったので、下にスクロールして依頼ボタンを押して依頼完了です。(スクリーンショットミスで画像には映っていませんが、下にスクロールすると赤色の依頼ボタンがあります。下手ですみません。)

公式サイトには登録は3分となっていますが、私は5分くらいかかりました。焦っ

STEP4.連絡が来るまで待つ

登録が終われば、あとは連絡を待つだけです。見積り依頼をしたからといって依頼しなければいけないわけではありません。

お断りは完全自由なので、断ってしまって全然構いません。

理想の注文住宅を建てるのに必要な費用を確認するためだけでも大丈夫ですので、気軽に申し込んでみてください。

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タウンライフ家づくりの提携先(一部)

2018年7月28日平屋住宅注文住宅, 平屋住宅