建築費用と評価額にも影響あり!注文住宅と土地の形状


土地の形状は評価額に大きく影響し、複雑な形状になるほど利用価値が低いと判断され、評価額が下がる傾向にあります。

一般的に、変形地の評価額は以下のように計算されます。

奥行きが長い(短い)

路線価と土地面積を掛けたものに、奥行価格補正率を掛ける

間口が狭い

路線価と土地面積を掛けたものに、奥行価格補正率と間口狭小補正率を掛ける

奥行が長すぎる

路線価と土地面積を掛けたものに、奥行価格補正率と奥行長大補正率の両方を掛ける

がけ地がある

路線価と土地面積を掛けたものに、がけ地補正率を掛ける

いびつな形の不整形地

正方形や長方形の想定整形地を設定し、想定整形地の面積から不整形地の面積を引いた部分をがけ地とします。

想定整形地に対するがけ地の割合を計算して不整形地補正率を算出し、路線価と土地面積を掛けて出た価格を補正します。

土地の形状が建築価格に与える影響

土地の形状が複雑になるほど、土地の購入費用は安くなる傾向にありますが、それは「建物を建てるときの条件が良くない」ということです。

言い換えれば、土地を安く買えたとしても、建築費用が高くつく可能性があるということです。

建物を建てられる部分の広さが限定されるということは、正方形や長方形といった一般的な形状の住宅を建てられないかもしれません。

住宅は、土地とは反対に形状が複雑化するほど建築費用と外構工事費が高くなる傾向があります。

せっかく土地を安く買えても、建築費用と外構工事費が高かったために、かえって損をしたというケースも少なくありません。

不整形地を購入するときは、土地の価格にだけに目を向けるのではなく、そこに建てる住宅の建築価格と合わせて、トータルで考えましょう。