借り換えで住宅ローンを見直そう
借り換えのメリットがある人は?
住宅ローンの金利は、その時々の経済環境に応じて随時見直されます。このため、タイミングによっては返済中のローンより有利なローンが登場してくる場合があります。
住宅ローンの借り換えとは、条件の有利な住宅ローンを新たに借り入れて、現在返済中の住宅ローンを一括で返済することを指します。
金利の低い住宅ローンに借り変えることで、月々の返済額を抑えるばかりではなく、総返済額も少なくできる可能性があります。
低金利のメリットを最大限受けようとして変動金利に借り替えようという人がいる一方で、今後の金利上昇に備えて今のうちに固定金利にしておこうという人も増えてきています。
借り換えの目安
住宅ローンの借り換えには、保証会社の保証料、登録免許税、司法書士手数料、金融機関手数料、印紙税などの諸費用がかかります。
一般に、こうした費用を負担してでも借り換えのメリットがあるのは、以下の3つの条件を満たした人とされてきました。
●ローン残債が1000万円以上
●返済期間が10年以上残っている
●1%以上金利が低いローンに借り替えることができる
しかし、最近は保証料を無料とする金融機関が登場し、手数料が低く抑えられるようになったため、この条件に当てはまらなくても換え換えでメリットを得ることができるケースが増えてきています。
気になる人は、金融機関で一度シミュレーションしてもらってはいかがでしょうか。