狭小住宅の収納力をアップさせる4つのポイント

収納平屋住宅, 間取り, 収納

狭小住宅の収納

狭小住宅でも豊かな収納スペースを

特に都市部で注文住宅を建てるとき、土地の問題から狭小住宅を検討する人も多くなります。

そこで良く問題になるのが「収納スペースの確保」

小さい家だからといって、収納は諦めたくないですよね。

そこで今日は、たとえ空間が限られていても十分な収納スペースを作るための空間づかいを考えていきたいと思います。

限られた空間で収納力を高めるコツ

1. 間取りを合理的にする

最初に考えたいのが、「いかに合理的な空間活用をするか」です。

例えば、廊下など居住スペース以外の空間を最小限にしたり、他の空間と一体化したりする方法があります。

最近は住宅の断熱性能もかなり高くなっているので、玄関と居間を一体化させても昔ほど寒さを感じなくなりました。

そこで、目線が隠せる高さの収納をつくって空間を仕切るという方法が良くとられるようになりました。

空間を一体化させて主要な居室を広く見せると同時に、本来は壁がある空間に収納スペースをつくるというわけです。

また、好みにもよりますが、階段室を居間内に配置するリビング階段をつくれば、居室を広く見せながら階段下に収納スペースをつくることができます。

階段をつくることで空間が縦に広がるので、開放感と明るさを同時に得ることも可能です。

空間が広がった分だけ別の場所でも収納スペースを確保できるので、階段周りは開放的な空間にしておくという手もあります。

2. 空間を立体的にする

家族が集うリビング・ダイニングはできるだけ広い空間にしておきたいところですが、個室はある程度割り切ることができると思います。

狭小住宅は、限られた空間利用が前提となります。そこで、できるだけ空間を立体的に活用する方法を考えていきたいところです。

特に子供部屋に有効な方法で、例えばベッドをロフトベッドにして、ベッドの下にできる空間に勉強机を置けば、空間を立体的に活用できます。

また、小屋根空間を活用する方法もあります。

2階建て場合、小屋根の天井高が1.4メートルを超えると3階建てと見なされますが、お子さんが寝るスペースとして使えば十分な高さです。

ほかにも、階の床下を収納スペースとして利用するのも良いでしょう。設計にもよりますが、床下収納はかなりの容量を確保することができ、重いものも安定して格納できるため重宝するはずです。

興味のある方は設計士などに相談してみてはいかがでしょうか。

3.ホームセンターや100均の商品で格安収納を♪

お手軽にできて費用も抑えられるのが、市販のものを使って収納を確保する方法です。

ホームセンターや100円均一売られているボックスなどを組み合わせ、棚などの収納スペースを自分で作ってしまうのです。

収納を突き詰めると造り付けにしたくなりますが、どうしても費用がかさんでしまいます。

簡単なDIYにチャレンジして、最低限の労力と出費で最大限の効果を追求することを楽しんでみてください。

4.棚だけが収納スペースにあらず

収納スペースを増やすとき、どうしても「棚を増やす」という考えになりがちですが、薄い物や小さい物であれば、壁に引っ掛けてしまうという方法があります。

壁の下地を画びょうや釘を刺せる素材にしておけば、引っ掛け金具や吊り下げ用品を活用できます。

また、あえて一部だけ仕上げをせずに壁の裏側を見えるようにして、その凹んだ部分を収納スペースとして活用することもできます。

ただし、この場合は壁の反対側への配慮や配線・配管の配置など、逆に手間がかかることもあるので、事前に建築会社の担当者などに相談しておくことをおすすめします。

狭小住宅の収納を考えるときの注意点

収納は、単にスペースを確保すれば良いというものではありません。しっかりバランスを考えないと収納スペース自体が無駄な空間になってしまう可能性があります。

例えば、布団の収納スペースを確保するために従来の押し入れと同じ奥行きを確保しても、収納する布団が数枚しかないなら非常にもったいない空間になってしまいます。

また、人が中に入って使う納屋や食料品の保管スペースなどは、収納する物の大きさや住む人の体格にもよりますが、50cm程の幅があれば十分な場合もあります。

狭小住宅を建てるときは、できるだけ空間を合理的・立体的に使うことで、居住スペースを圧迫しないような間取りを考えることが重要なポイントになります。

若い方であれば、将来の家族構成やライフスタイルの変化も考慮した造り込みも考えてみてください。