「注文住宅の土地探してます!」と発信しよう!
注文住宅の土地探し。「すぐに見つかるだろう」とタカをくくっていると、思わぬ苦戦を強いられるかもしれません。
何のこだわりを持たず、とりあえず家が建つならどんな土地でもOKであれば、誰にでもすぐ見つけられるでしょう。
ただ、理想の注文住宅を建てたいと考えるなら、候補となる土地もある程度限られてきます。
注文住宅を建てた後は、少なくとも数十年はその土地で生活することになります。
広さや購入費用だけでなく、立地や周辺環境なども考慮したうえで、快適に暮らせる土地を選ばなければいけません。
「良い土地」に運だけで巡り合うのは非常に難しいことです。ある程度の知識は必要ですし、何に注意する必要があるかも把握しておく必要もあります。
「注文住宅の土地探しで失敗しない」に何をして、何に注意すべきかをご紹介するので、参考にしてみてください。
「土地を探しています!」とあなたから発信する
インターネットが発達し、多くの人がWeb上でさまざまな情報を探すようになりました。
「土地探し」も例外ではありません。これから土地を探そうとしたとき、真っ先に思いつく情報収集ツールはインターネットではないでしょうか。
確かにインターネットで探せば、それこそ何千、何万件もの土地情報がすぐに手に入ります。ただ、インターネットに頼りすぎるのは禁物です。
本当に「良い土地」を探したいのであれば、不動産会社か建築を依頼しようと思っているハウスメーカーに直接相談したほうが、良い土地が見つかりやすくなります。
Webで土地情報を眺めていても、その土地を売り出している会社は「あなたが土地を探している」ことが分かりません。
不動産会社に「土地を探している」ことを伝えておくことで、あなたが求める条件にマッチした土地が見つかった場合、優先的に不動産会社から情報を受けることができるようになります。
なので、あなたの希望にマッチした土地、諸条件の良い土地を見つけたいなら、まずは土地を販売している不動産やハウスメーカーなどに声をかけておきましょう。
どうして「土地探し(選び)で失敗!」するのか
注文住宅の土地探しで大切なのは「これから建てる住宅と土地を切り離さない」ことです。
土地選びは、数十年に渡って暮らしていく場所探しでもあります。
どんな家を建てたいか、どんな暮らしがしたいかをしっかりイメージしたうえで土地探しに取り掛かりましょう。
そうしないと、「建てたい家が建てられる土地なのか」や「周辺の環境やインフラはどうか」といったところに目が向きません。
土地を探しているときは、どうしても「広さや費用」といったところに目が行きがちです。しかし、それだけを見ていると土地探しに失敗する可能性が高くなります。
その周りにどんな人が住んでいるか?商業施設や学校、病院までの距離は?インフラは整っているか?などもしっかりチェックしておきましょう。
土地そのものの条件だけでなく、冷静に周りを見渡してみる。これが「土地探し(選び)で失敗」しないための大切なポイントです。