設備選びは本当に必要なものを見極める
注文住宅の設備選び
注文住宅を建てるきっかけは「子どもが生まれた」「親と同居する」「子どもが独立して家を出た」など人それぞれです。そんな中、間取りや設備が自由に決められる自由度の高い注文住宅の人気が高まっています。
快適な暮らしを送るためにも間取りはもちろん大切ですが、設備も慎重に選ぶ必要があります。
そこで、家づくりに臨む際の後悔しない設備選びのポイントをご紹介します。
「こだわる」「こだわらない」部分をハッキリさせる
家づくりには十分な資金が必要です。注文住宅であれば自由に設備が決められるため、予算内で導入するものを選択することができます。といっても、何でも欲しがってしまうと簡単に予算をオーバーしてしまうでしょう。
そのため、本当に必要でかつ使い勝手が良い設備を厳選して選ぶ必要があります。デザインなどの見た目だけで選ぶのは避けたほうが良いでしょう。
注文住宅で設備を選ぶときは、こだわる部分とこだわらない部分を分けることがポイントです。主婦の方であれば、家事のしやすい住宅を建てるという目線で設備を考えることがお勧めです。
特にキッチンは家事のしやすさに直結する大切な部分で、多くの主婦の方がこだわりたいと考えるはずです。
キッチンはI型やL型などさまざまな形があり、さらに設置場所も選ぶことができます。キッチンの種類や設置場所によって家事のしやすさは大きく変わるので、業者に相談して最適な形で提案してもらいましょう。
キッチン周りの設備もさまざまですが、人によって必要か不要か分かれます。不要なものは省いて、必要な設備だけ導入するプランを建てれば、コストを抑えながら快適な家をつくることができるはずです。
省エネで家計に優しい暮らしを
これからの家づくりでぜひ検討してもらいたいのが、省エネ設備の導入です。というのも、省エネ設備は地球環境に優しいだけでなく、光熱費を抑えるのにも効果を発揮するからです。
省エネんの一例として、住まいの中で必要不可欠な照明器具は工夫次第で省エネが可能です。照明機器で省エネ基準を満たしたものはグリーン色のマークが付いています。
購入する際、マークがあるかチェックすると同時に、マークの隣にある%で表示された数字も確認してください。数値が高いほど省エネ効果が高くなります。さらに光量を調整できる照明器具なら、より省エネ効果が高まります。
照明機器以外にも、省エネ効果が期待できる設備には給湯器や太陽光発電などがあります。それぞれの設備ごとに多数の種類がありますので、自分達のライフスタイルに合わせて選びましょう。
ショールームで気になる設備を確認しよう
設備の情報収集は、インターネットやカタログなどで行うことが可能です。このような方法で情報収集をする際には、自宅でくつろぎながら予算内に収まる設備を確認できます。 ただ、インターネットやカタログで気になるものを見つけても、写真と実物とでは異なる場合があります。
注文住宅の設備選びで後悔しないためには、実物を見たうえで決定することが大切です。
そこで、家づくりを検討している方はショールームへ行くことをお勧めします。ショールームでは、設備のデザインや色などを確認できます。設備の性能を実際に確認できる貴重な機会です。進んで体験してみましょう。
ショールームではさまざまな住宅設備が展示されており、最新機器にも出会えます。そのため、今まで知らなかった使い勝手の良い設備を知るチャンスでもあるのです。
最近のショールームは空間展示が増えており、ショールームへ行くだけで自分達の住まいに設備を置くとどのような雰囲気になるのか、イメージしやすくなっています。
このほかにも、ショールームへ行くとスタッフに設備のことを質問したり、自分達の住まいに適したプランを提案してもらったりすることもできます。より良い住まいづくりを実現するために、注文住宅を考える方は積極的にショールームへ行ってみましょう。