快適なお風呂ライフを楽しむためのお手入れ方法
たっぷりのお湯がはられたお風呂にドップリつかり、1日の疲れを癒す。
お風呂好きにとっては至福の瞬間ですよね。
そんな癒しの空間であるお風呂。しっかりとメンテナンスしてあげないと、あっという間に壁はカビだらけ、湯船もなんだかヌルヌルしてる・・・ということになりかねません。
そうなるのを防ぐためにも、日々のお掃除はしっかりしてあげることが大切。
ここでは、癒しとくつろぎの空間「お風呂」をいつまでも気持ちよく使うためのお掃除ポイントを紹介したいと思います!
キレイなお風呂をいつまでも!お風呂掃除7つのポイント
1.換気はマメに!
お風呂にとっての天敵はズバリ湿気。
キレイなお風呂にしておくためには、できるだけ湿気を外に逃がすことが大切です。
そのためには、こまめに換気してあげることが重要です。とくにお風呂を使ったあとは、必ず換気扇を回すか、窓を開けて換気をしてあげましょう。
空気の入れ替え、湿気の排出を円滑におこなうには、換気扇の掃除もしっかりしておく必要があります。
換気扇の表面にホコリが見えたら要注意!目に見えない内側にはかなり汚れが溜まっているはずです。
内側にホコリが溜まると、換気扇の動作が鈍くなり湿気を排出できなくなるので、カビが発生する原因になってしまいます。
できれば分解して部品ごとに清掃するのがベストですが、難しいようなら定期的に業者へ依頼して、常に清潔に保つようにしましょう。
2.汚れは固まる前に落とそう
お風呂汚れのほとんどの原因が皮脂汚れと石鹸カスによるものです。
皮脂汚れと石鹸カスは時間の経過とともに固まって剥がれにくくなるので、そうなる前に取り除くことが大切です。
海面活性剤が入った弱酸性の洗剤を使って、丁寧に洗い流してあげましょう。
汚れを擦り落とすように洗うと壁や浴槽を傷つけてしまい、そこに汚れが入り込んでしまいます。汚れは浮かせてからスポンジですくうように落とすのが、お風呂を長持ちさせるコツです。
本当はお風呂からあがってすぐに掃除するのがベストですが、ひとっ風呂あびてホッコリしたところにすぐ掃除というのはなかなか難しいもの。
そういう場合は、お湯を抜いたあとに浴槽用の洗剤を全体にスプレーし、水で洗い流すだけでもOK。汚れが固まる前なら簡単に洗い流せるのでおすすめです。
3.風呂釜の内側もしっかり掃除しよう
風呂釜は内側が見えにくいため、つい見落としてしまいますが、放っておくと湯垢がヘドロ状に付着して、細菌が繁殖し不衛生に。
日頃から水抜きを良くしたり、ホースの水を勢いよく流し込んだりして清潔にしておきましょう。
お風呂用洗剤や漂白剤でも洗えなくもないですが、1番手軽なのが市販の風呂釜用洗剤を使う方法。
二つ穴(自然循環式)用と一つ穴(胸腺循環式)用の2種類があるので、循環方法に合わせて使い分けましょう。
4.壁、床、天井の掃除も忘れずに
浴槽や風呂釜だけでなく、壁や床、天井もしっかり洗ってあげましょう。
特に床は水分が蒸発しにくく、カビが発生しやすいので、お風呂からあがったあとにタオルなどで水分を拭き取るなどし、できるだけ水分を取り除くようにしてください。
定期的に撥水剤などを使いコーティングしておくと、水分が溜まりにくくなるので試してみてください。
5.ドア枠やパッキンもしっかり掃除
お風呂で汚れの溜まりやすい場所の1つが、ドア枠やパッキン部分。
この部分はゴムでできていることが多いので、マメに掃除してあげないとすぐに黒ずんでしまいます。
特にドアは可変部が多いため、しっかり掃除するには一度ドアを外す必要があります。
タイプによっては取り外しが難しいこともあるので、しっかり説明書を読んで、無理やり外さないように注意してください。
6.排水口の汚れから目を背けない
排水口はお風呂の中で1番汚れやすい場所です。
湯垢や毛髪がすぐに溜まり、目詰まりを起こしてしまうので、定期的に掃除しましょう。
フィルターは歯ブラシなどで洗い、内部は詰まった湯垢や毛髪を溶かす排水口用の洗剤を使って掃除しましょう。洗剤のほか、重曹やお酢を使うのも効果的です。
タイプによっては排水口を取り外せる場合もあるので、試してみてください。
意外なアイテムが10円玉やアルミホイル。流れてしまわないよう使わなくなったストッキングなどに入れて、排水口にぶら下げておえば、ヌメヌメ成分を分解してくれるので、試してみてください。
ただし、排水口に流れてしまうと、詰まりの原因となるので注意。試すときは、流れてしまわないようしっかり固定してくださいね。
7.入浴が済んだら浴室全体をシャワーで流す
汚れをできるだけ早く落とすことが、お風呂を長持ちさせるコツです。といっても、入浴ごとに掃除するのは大変ですよね。
まずは、お風呂からあがるとき、浴室全体をシャワーのお湯でサッと洗い流すことを習慣付けましょう。
付いたばかりの湯垢や石鹸カスなら、それだけで十分に洗い流せますし、カビの発生を抑えることもできます。
もちろん、そのあとの換気は忘れないでください。
いつまでも快適なお風呂ライフを楽しむために
お風呂の掃除をガッツリやろうとすると、それなりの時間がかかるため、後回しにしがちですが、日々のちょっとした手入れで寿命をグッと伸ばすことができます。
お風呂は毎日の疲れを癒し、リラックスさせてくれる大切な空間。
癒されるだけでなく、マメにお手入れをして大切に使ってあげたいものですね。