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住まいの中でも掃除が大変なのがキッチンです。
だからといって少し掃除をさぼるとあっという間に汚れてしまいますし、衛生面でも良くありません。
そこで今日は、キッチンの素材ごとのお手入れ方法を紹介してみたいと思います。
種類別キッチンお手入れ方法
ステンレスキッチン
業務用でよく採用されるステンレスキッチン。レストランの厨房機器などは、ほとんどステンレスが素材になっています。
ステンレスが耐久性に優れており、傷や水に強くメンテナンスも容易ということが理由です。使用頻度の高い業務用キッチンには適した素材というわけです。
また、ステンレスは強度が優れているだけでなく、有害な化学物質がほとんど発生しないという特徴ももっています。
食べ物を扱うことの多いキッチンで、この特徴は大きなメリットといえますね。
見た目の美しさから、一般家庭でも広く使われています。
ステンレスキッチンのお手入れ方法
1. 柔らかいスポンジに台所用の中性洗剤をつけて洗う
2. 洗剤を水で洗い流し、乾拭きで仕上げる
3. 汚れがひどいところは、柔らかいスポンジにクリームクレンザーかクリーナーをつけて磨く
4. クリーナーを水で洗い流し、乾拭きで仕上げて完了
ホーローキッチン
ガラス質の釉薬(ゆうやく)を鉄などの金属表面につけ、高温で焼き上げたのがホーローです。
金属のような耐久性とガラスのような美しさを併せもつ複合素材で、湿気や水分を吸収しないという特性があります。
その特性ゆえ、シミやカビが発生することがなく、サビつく心配もありません。
また、金属表面にガラスを焼き付けているので、剥がれることもなく、いつまでも表面がツルツルしたキレイな状態で使い続けることができます。
ホーローキッチンのお手入れ方法
1. 柔らかいスポンジに台所用の中性洗剤をつけて洗う
2. シンクの底にゴミや鉄粉が溜まり傷の原因になるので、よく洗い流してください。ホーロー自体があまり汚れない素材なので、メンテナンスはこれだけでも十分です。ただし、シンクマットは毎日洗いましょう。
大理石キッチン
大理石キッチンに使われる大理石のほとんどが、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人口大理石です。
扱いの難しい天然大理石とほとんど変わらない外見を持ちながら、高い耐久性をもっている人気の素材です。
とくにアクリル樹脂でできた大理石は、変色しにくく汚れが落ちやすいという特徴があり、キッチンに使われる大理石のほとんどは、アクリル樹脂からつくられる人口大理石になっています。
加工性・施工性に優れ、色も豊富なので、デザイン性の高いキッチンをつくれるというメリットもあります。
日常的につく汚れは、水拭きやキッチンクリーナを含ませたスポンジで拭くだけで簡単に取れるので、メンテナンス性も優れているといえます。
ただし、汚れ自体は付着しやすい素材なので、汚れを見つけたらこまめに取ってあげることが大切です。
大理石キッチンのお手入れ方法
1. 柔らかいスポンジに台所用の中性洗剤をつけて洗う
2. 洗剤を水で洗い流し、乾拭きで拭き取る
木製キッチン
キッチンの素材として木がつかわれることも珍しくありません。
高級なキッチンでは素材として無垢材がつかわれることもありますが、ほとんどはパーティクルボードやMDFという気の繊維を固めてつくった芯材に、オレフィンシートや印刷したシートを貼りつけたものが使われます。
見た目は美しいのですが、耐久面から見るとステンレスやホーローに劣ります。
水に弱い素材なので、キッチンの素材として採用するときは、丁寧にメンテナンスしながら使うことが大切です。
メンテナンスの仕方によっては、何十年もキレイな状態で使い続けることも可能なので、しっかりと日々のメンテナンスをしてあげてください。
木製キッチンのお手入れ方法
1. 柔らかいスポンジに台所用の中性洗剤をつけて洗う
2. 汚れがひどいところは、スポンジの硬い面に台所用の中性洗剤をつけて磨く
3. 水洗いで洗剤を洗い流して完了
今日のまとめ
キッチンは素材ごとにお手入れの方法が変わります。
ただ、どの素材でも共通していえるのは、普段のお手入れをしっかりすれば、寿命を大きく伸ばせるという点。
天板についた汚れは都度拭き取るのが基本ですし、水や油汚れなどは台所用の中性洗剤で洗い流します。
毎日のお手入れに少し気を配るだけで、ビックリするほどキッチンの寿命は伸ばすことができます。
いつまでもキレイな状態で気持ちよく使うためにもの、毎日のお手入れは欠かさないようにしたものです。
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